本日はとんぼ玉やガラス細工には欠かせないガラス棒のお話。
きなりがらすのガラスは現在、
- Aガラス…クリスタル(鉛)ガラス ¥400+税/100g~¥600+税/100g
- Bガラス…ソーダガラス ¥400+税/100g~¥500+税/100g
- Cガラス…アルカリシリケート(ソーダ系)ガラス ¥450+税/100g~¥750+税/100g
の3種類のバーナーワーク用ガラスロッドを展開しています。
お値段だけ見るとCガラスは少しお高いので、「もったいないからA、Bガラスで我慢しよう~」…と思われるかもしれません。
が、Cシリーズのあまり知られていない特徴の1つに「軽い」ということが上げられます。
下の写真を見比べて見てください↓
左はCガラス(C1-wクリアー)、右はAガラス(A11クリアー)です。
これ、どちらも同じ重さ(2kg)なんですが、Cガラスは軽い分同じ重さでも量が多くなるんです!(約1.2倍)
計算上では、A11クリアー1kg(¥4,000+税)と同じ量のC1-wクリアーの値段は、なんと約¥3,750+税。
Cガラスの方が単価は高いはずなのに、実は割安なんです。
※色によって価格は多少異なります。
しかもこうやって比べてみると透明感がぜんぜん違いますね。
A11も横からみると比較的クリアーですが、縦からみるとちょっと青みがかっているのが丸わかりです。
それぞれのガラスの主な特徴はこちら↓
- Aガラス
- 成分に鉛を多く含んでいるガラスです。
- 輝きや光沢のある美しい色合いなので「クリスタルガラス」と呼ばれています。
- 日本人好みの中間色が多いです。
- Bガラス
- ソーダ灰が主成分の1つのガラスで、鮮やかな発色とつやが特徴です。
- 熔けてから冷めて固まるまでが早いので、最初はちょっと扱いにくく感じるかもしれません。
- Cガラス
- アルカリやシリカ(砂)成分を多く含んでいるのが特徴です。
- ガラスがくすんだり、すすけたり、にじんだりすることが少ないので初めてでも使いやすく、またプロの方にも好評です。
今までCガラスを食わず嫌いですませていた方、使いたいけどお財布と相談していてなかなか手が出せなかったという方、もう一度ご検討の余地あり、ではないでしょうか。
その他ガラスロッドについてはkinariガラスロッドの特徴もご参照ください。