レースdeあそぼ!

レースガラスを使ったとんぼ玉といえば…
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こんなのや、
はたまた
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こんなのがあります。



上記のとんぼ玉の模様は「総レース」と言って
とんぼ玉の全面にぐるっとレース棒を巻きつける技法ですが、
とんぼ玉教室などで「レース棒」を習う時に
必ずといっていいほど出てくる技法なので、
とんぼ玉を知っている人なら実物はなくても
1度は何かでご覧になったことがあるかと思います。
この総レースはきれいなピッチのレース棒を引くことができて、
かつ、
とんぼ玉に巻きつける時にも
「となりのレース同士の模様がきれいに合っているか」
などで精度が変わってきますので
美しく仕上げるのはなかなか難しいです。
しかも、
水中花などのお花の模様のとんぼ玉に比べると
ややインパクトに欠ける部分があるのか、
それほどさかんには動いていないようです。
(実際きなりがらすでも売れ筋ではないです。
難しいわりにあまり売れないと作る意欲も減退しますね…)
また、「レース」という技法自体が
わりと誰が作っても似たような感じになってしまうので
個性を出すのが難しい技法ととらえられているのかもしれません。

でもほんとうは、
レースは工夫次第でなかなか面白く使える技法だと思います。
次回からはきなりがらす流の「カンタンに遊べる」
レースの使い方をいろいろご紹介したいと思います。
レースdeあそぼ!2へつづく。

環境や人の体に優しいガラス素材について。
「とんぼ玉」というちょっとふしぎな呼び名・・・