簡易電気炉エレポットでフュージング動画その2

直径わずかφ17cmのミニキルンエレポット
フュージング動画その1での
ガラス棒どうしのフュージングになれてきたら
次はガラスの土台を作って、その上に細かいガラス片を乗せる
ガラス胎七宝(※)にチャレンジしてみましょう!
※ガラス胎七宝…土台が銅などの金属ではなく、ガラスで作る七宝焼きです。



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1、エレポットでガラス胎七宝
ガラスの土台を作って、その上にガラスフリットを乗せて熔かし合わせました。

2、エレポットでガラス胎七宝
ガラスの土台を作って、その上にガラスフリットを全面に敷きつめて熔かし合わせました。

ガラスの土台(胎)は最初はクリアーとか白だと、乗せる色を選ばないので
やりやすいと思います。
慣れたらガラス胎の形をいろいろ変えたり、何色か使ってもおもしろいです。
ガラス胎と乗せるガラスフリットはとんぼ玉などのバーナーワークと同じで
膨張係数の合ったガラスどうしで行ってくださいね。
ちなみにきなりがらすで販売している
ガラスロッドA・B・C・CXシリーズダイクロガラスミルフィオリフリット&パウダー
はぜんぶ膨張係数が128±3なので一緒に使ってもOKです。
ガラス胎七宝のコツは
なんといっても水の表面張力をうまくコントロールすること。
最初は水分量がうまくつかめずにザザーっと流れたり
ホセにフリットがくっついて離れてくれなかったりで、
せっかちさんにはイラーっとくるかもしれませんが、
気長にチマチマ取り組んでみてくださいね。
でき上がりが気に入らなかったら、また冷めてからチマチマのせて
やりなおしがきくところもフュージングはエコでいいですね。
(もちろん何度もやり直しているとだんだん作品サイズは大きくなっていきますが。)

環境や人の体に優しいガラス素材について。
「とんぼ玉」というちょっとふしぎな呼び名・・・